[アップデート] パートナー向けキーノートで新しいコンピテンシープログラムが発表されました #AWSreinvent
しばたです。
先ほど行われたパートナー向けキーノートで新しいコンピテンシープログラムが3つ発表されたので簡単に紹介します。
AWS re:Invent 2023 - Partner Keynote with Dr. Ruba Borno
(Youtubeで動画が公開されたので追記しました)
1. AWS Built-in Competency
最初はAWS Built-in Competencyです。
こちらはAWSサービスに統合される(ビルトインされる)パートナー製品やSaaSサービスを対象とする様です。
ざっくり関連ドキュメントを読んだ感じ、具体的な技術スタックというよりはAWS Marketplaceの新しいカテゴリと考えてしまうのが妥当に思えました。
AWS Marketplaceのページはこちらになります。
具体的な製品を見て頂くほうがイメージしやすいかもしれません。
2. AWS Resilience Competency
次はAWS Resilience Competencyです。
こちらはAWSでResilience(回復力)の高い設計やソリューションを提供できるパートナーを認定するためのカテゴリーで
- Resilience Design
- Resilience Operations
- Resilience Recovery
の3つの軸を評価対象とするそうです。
詳細については以下の記事をご覧ください。
3. AWS Cyber Insurance Competency
最後はAWS Cyber Insurance Competencyです。
こちらは所謂「サイバー保険」を提供するパートナーを認定するカテゴリーになります。
AWSのブログを読むと、特に中小企業向けを対象としており、AWS Security HubやAmazon GuardDutyを活用することで手ごろな価格でサービスを提供できるパートナーを認定したい意図があるそうです。
こちらについては実際には6月のre:Inforceで発表されています。[1]
- 参考 : 「サイバー保険パートナー」をAWSが募集開始、合理化でユーザー負担を8割軽減 (有料記事)
4. 【追記】Advertising and Marketing Technology Competency
12/1に開催されたBlack BeltでAdvertising and Marketing Technology Competencyも紹介されていたのでここに追記します。
このコンピテンシーは広告やマーケティング業界向けのパートナーを認定するものとなりre:Invent 2023の少し前に発表されています。
最後に
簡単ですが以上となります。
パートナーとしては自社の製品やサービスが新しいコンピテンシーの認定を受けることができるか検討すると良いでしょう。
利用者としてはパートナーを選ぶための新しい評価基準としてお使いください。
厳密にはre:Invforceでパートナープログラムの発表、re:Inventでコンピテンシー発表の模様 ↩︎